住まいのコラム
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子どもの“片づけ力”が身につく!子ども部屋収納のコツとポイント

雪解けの春、子どもたちは外で走り回る日を待ちわびていることでしょう。「よく遊び、よく食べて、よく寝る」ことは子どもの仕事で、それを見守るのが「家」の役割です。特に「子ども部屋」は子どもの自立と心の安定性を築く大切な空間です。いつも散らかった状態の子ども部屋では、子どもは落ち着きがなく集中力に欠けます。さらに、“使ったものをきちんと戻す”という習慣がないと、最後までやり抜く力が育ちにくくなってしまいます。片づけが習慣化する子ども部屋は、“自分のことは自分でやるという自立心”や、“きちんと最後までやりとげる責任感”を育てます。今回は、子どもがいつでも快適に過ごせるような片づけやすい仕組みと、子どもでも簡単にできる収納のコツやポイントをご紹介します。

1. 出したものが戻しやすい工夫を

片づけに慣れていない子どもには、まずは「出したものが戻しやすい」工夫をすることから始めてみましょう。
モノが散らかる理由は、「モノが多すぎる」のも大きな原因のひとつです。
大人だって大量のモノを片づけるのは大変ですよね。
子どもならなおのこと、モノが多いと片づけのハードルが高くなってしまうのです。
いつも子どもがよく遊ぶおもちゃや、よく読む本は決まっていませんか?
一度に遊べる量はどのくらいですか?
まずはお母さんが、子どもがあまり遊んでいないモノを、少し奥の方へ移動してみてあげてください。
この時のポイントは処分するのではなく、あくまで「移動する」だけです。
次に、使っているモノは種類ごとにざっくり分けます。
小さいモノや細かいモノは、100円ショップで売っているような小さめのカゴへ、ぬいぐるみなど大きいモノはホームセンターなどで売っている大きめの収納ボックスへ、それぞれ大きさによって分けて収納します。
カゴや収納ボックスには、中身の写真やイラストのラベルを貼りましょう。
ラベルを貼ることは、片づけに慣れていない子どもにはとても効果的です。
「ラベルと同じところに戻せばいい」という安心感と、「ラベルとモノを合わせる楽しさ」というゲーム感覚が子どもの片づけ心をくすぐります。
また、カゴや収納ボックスは戻しやすいように子どもの目線に合わせて低い位置に置くようにするのもポイントです。
小さい子どもには、ただ放り込むだけで片づけられるような、フタのない収納ボックスやソフトバスケットなどがオススメです。

2. 自分のことは自分で出来る仕組みづくりを

子ども部屋はとても多機能なお部屋です。
子どもはひとつの部屋の中で、遊び、勉強、着替えなど一日の中で色んな行動をしています。
そこで、子どもが行動しやすいように「遊びエリア」「着替えエリア」「勉強エリア」など部屋をエリア分けし、短い距離でひとつの行動が出来るようにします。
エリア分けが出来たら次は“選びやすく”“使いやすい”ように配置していきます。

2-1. 「遊びエリア」成長とともに変化するおもちゃ収納

3歳くらいまでの子どもには、“積み木”“ブロック”“車”“ままごと”“ぬいぐるみ”など簡単な分けかたでOKです。種類ごとに分けたおもちゃを、大きさによってカゴや収納ボックスに収め、中身の写真やイラストのラベルを貼ります。
4~5歳の子どもは、好きなモノがはっきりしてくる時期。
「これは〇〇遊びに使うモノ」というように、こだわりがあるモノの収納は、カゴや収納ボックスに「〇〇遊び」と書いたラベルを貼り、中身を子どもに自由に決めさせるのもひとつの方法です。
小学生になると、遊び道具のほかに学用品や文房具などモノの量が急増します。
「遊びエリア」と「勉強エリア」の区別を意識してメリハリのある生活を心がけてみましょう。
ラベルは文字を使ったラベルにし、子どもが自分で書きたい場合は子どもに任せます。

2-2. 「着替えエリア」洋服が選びやすい衣類収納のコツ

洋服は子どもの成長に合わせて、子どもが自分で選ぶようにしてあげます。
はじめは靴下だけ→洋服上下→身支度全般と少しずつ出来る事を増やしていきます。
洋服の収納には、子どもの苦手や得意がよく現れます。
常に観察することで、“たたむのが苦手”“掛けるだけなら出来る”“細かくしまうのが得意”など子どもの特徴がわかります。
“たたむのが苦手”な子どもには、収納ボックスに入れるだけの“放り込み収納”や、ハンガーに“掛けるだけ収納”が向いていますし、“細かくしまうのが得意”な子供には、引き出しを自由に使わせてあげるなどすると、自分でできる事が増えて自信に繋がります。

2-3. 「勉強エリア」引き出し整理で片づけを覚える

小学生になると、毎日の宿題や家庭学習に翌日の準備と、今まで以上に“片づけ”や“整理”の必要性が高まります。
片づいていると効率が良い、優先順位が決めやすいなど、子ども自身も片づいている事の心地良さを感じることができる時期です。
まずは、机の引き出し1段から片づけの練習をしてみましょう。
文房具は使っているか使っていないかの判断が付きやすいので、文房具の入っている引き出しから始めるのがオススメです。
引き出し1段の中のモノをすべて出し、不要なモノを取り除き、よく使うモノを手前に、たまに使うモノを奥にと、親と子どもが一緒に片づけを実際にやってみましょう。

3. 子どもの成長に合わせて柔軟に対応できる家具選び

可愛い子どもには可愛い家具やグッズを買ってあげたくなりますよね。
英語の教材とセットになった専用ラック、カラフルな棚や学習机。
それらは子どもが大きくなっても使い続けますか?
家具そのものが可愛いよりも、家具自体はシンプルに、インテリアを工夫して部屋の雰囲気を可愛く仕上げた方が、後々子どもが大きくなった時も家具を長く使い続けることが出来ます。
オススメはカラーボックスや、シンプルで棚の位置を調整できるラックです。
カラーボックスは横置きや縦置きに向きを変えることで子どもの背丈に合った収納になりますし、ラックは収納するモノに合わせて柔軟に棚の位置を変えられます。
つまり、子どもの成長に収納を合わせる事ができるのです。

4. まとめ

片づけはモノの整理だけではなく、子どもの自立につながります。
片づけが習慣化すると、家の外でも片づけができるようになり、周囲への思いやりの心を育みます。
モノが多い時代だからこそ、子どものうちから片づけ力を身につけておきたいですね。
ぜひ、親子で一緒に片づけを始めてみませんか?

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