住まいのコラム
COLUMN

老後も安心して住める新築一戸建てとは?

住宅の購入は、人生の中で大きな買い物の一つですが、そう何度も買い替えられるものではありません。ようやく手に入れたマイホームに何年、何十年も住み続ける中で、年齢を重ね、それに合わせて家族構成やライフスタイルも変化します。いくら情報収集を広く行い、慎重に物件を選んでいるという方でも、長くても数年後をイメージしながら購入決定していることが多いと思います。しかし、その先に必ず訪れる老後にさまざまな変化が起きる可能性があることは意外に見落としがちです。そのため、住宅購入を検討する時から、老後も住みやすい環境とはどのようなものなのかを意識しておく必要があります。
ここでは、マイホームに老後も安心して住むためには、どうすればよいのかを、具体例を挙げながら紹介していきたいと思います。


1. 新築一戸建ての主な不安要素

新築一戸建てを買うことが決まると、間取り決めやモデルハウスめぐりなど楽しいことが多いものですが、それと同時に不安要素も生まれてきます。
人生の局面で変化していく住宅へのニーズは、事前に予測できることも多いため、家を購入する際にあらかじめ想定しておくべき問題の一つでしょう。
ここでは、新築一戸建ての場合に生まれるであろう不安要素や問題に対し、どのような心構えが必要で、どう対処していけばよいか、また、建てる前のプランニングの時点でできることはないかを考えていきたいと思います。

2. 具体的な不安要素とその対処方法

2-1. マネープラン

まず、多くの人が心配することは、やはりお金の問題です。
「マイホームを建てて心地よい住環境を手に入れたい」と思ったら、考えておきたいお金の問題が山ほどあります。
自己資金に住宅ローン金利の見通し、教育資金、年金などいざという時に困らないよう、家庭に入るお金と出るお金を把握しておくことが大切です。
将来まで見据えたマネープランを立てておかなければ、日々の生活すらピンチになってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、「自分に家が建てられるのだろうか」「しっかり払っていけるのだろうか」と不安な方は、将来的に必要な費用を一覧にするキャッシュフロー表を作ってみたり、住宅ローンのシミュレーションを行うのもよいかもしれません。

2-2. リビング

リビングは家の中心となる空間です。
1階の日当たりがよくないなどの問題がある場合、2階にリビングを作るケースがあります。この方法によって、日当たりや眺望の問題は解消されますが、高齢者には上下移動の負担が大きくなるのが難点です。
明るい空間が生まれることが大きなメリットですが、生活でメインの場所が2階にあるため、年をとって足腰が弱くなってきた時に負担になる可能性があります。そのため、場合によっては将来大型リフォームをしたり、ホームエレベーターや昇降機をつけたりする必要が出てきます。将来の生活スタイルに合わせて、柔軟な対応が取れるかどうかが、2階リビングの成功のポイントです。
また、空間に広がりを持たせることができるスキップフロアにも、デメリットがあります。まず段差が多くなるということは、バリアフリーとは逆行していることになります。これは、年を重ねるごとにケガをするリスクが上がるということです。
間取りプランをよく検討し、将来どうするか考えておきましょう。

2-3. 階段

次に階段です。階段は、家の中でも高い安全性が求められます。
手すりは、できれば両側につけると常に利き手でつかむことができ安心です。ただし、階段幅に余裕がない場合、狭く不便になるので注意が必要です。
さらに、足元を照らすフットライトを設置するとより安全になるでしょう。
前述した通り、昇降機を設置することも視野に入れておくとよいのではないでしょうか。

2-4. 子ども部屋

ライフサイクルの変化に合わせて、役割や使い方が最も変わるのが子ども部屋です。その役割は、幼児期はほとんど使われることがなく、小学生になると寝る場所としての役割が中心で、遊んだり勉強したりと少しずつ機能が増えていきます。中学生以上になると、自立や勉強のために個室が必要と考える人が多数を占めますが、やがて独立すれば部屋自体が不要になります。
子ども部屋は、子どもが小さいうちは間仕切りを設けず広い一部屋として使い、子供が大きくなったら後で間仕切り壁を作って2部屋にできるようにすると便利です。
必要に応じて部屋を改修しやすくしておくと、後々のコストダウンにつながります。
そして、この場合に注意したいのが窓の位置です。部屋を分離してもそれぞれの部屋に必要になるので、その分を見越しておきましょう。また、コンセントや照明のスイッチの位置や個数なども十分検討しなければなりません。
子どもが巣立った後、子ども部屋をどう利用するのかも考えたうえで、間取りを決めるのが良いでしょう。

2-5. 周辺環境

長く快適に住むことができる物件を探すうえで、周辺環境はとても重要です。
例えば、眺望がよい高台の土地を購入したものの、いざ老後を迎えると今まで魅力と感じていたロケーションが逆に負担になってしまったりもします。
また同時に押さえておきたいポイントとして「買い物」と「通院」が挙げられます。
普段の生活に必要な生鮮食品や日用品の買い物ができる場所が居住地の近くにあるかどうか、そして病院や歯科医院などがあるかどうかでも老後の住みやすさは全く違ってきます。
住宅の購入にあたって、現在の状況だけで判断をするのではなく、車に乗れなくなったときや長距離を歩くことが困難になったときの生活をイメージし、自宅からの徒歩圏内で買い物ができるかどうかや、病院へのアクセスを意識するとよいのではないでしょうか。
予算や家庭の事情などはあるでしょうが、将来、売却や賃貸に出すときに、マイホームの価値が下がっていると、それだけ売却価格や賃貸の家賃収入が低くなってしまう可能性があるので、できるだけ立地条件のいい物件を買っておくことが、より良い人生を送ることにつながっていくはずです。

2-6. その他

玄関もつまずいたり滑ったりして転倒事故が起きやすい場所です。特に北海道は冬になると足元が凍結して滑りやすくなり、健康な人でも転倒の危険性が高まるため、手すりを付けるなどの対策をするとより安全になります。

また、廊下は将来車椅子を使うことになった場合、その幅が重要になってきます。廊下の幅に余裕を持たせるのに合わせて、バスやトイレの入り口は広めにとり、スライドドアなどにして車椅子でも利用できるようにしておくのもおすすめです。

最後は、「減築」という方法です。子どもが独立し夫婦二人暮らしになると、使っていた部屋は空き室になります。そうした際、例えば2階部分をなくし平屋にする、つまり家を暮らしに合った形にコンパクトにすること、これが「減築」です。
夫婦二人暮らしになるのをきっかけに、マンションなどへの住み替えを考える方も多いでしょう。しかし、やはり住み慣れた家に住み続けたいというのが本心だと思います。減築はその願いをかなえる方法です。

4. まとめ

将来の暮らしの変化を見越してプランを立てることはとても重要です。年月とともに生活スタイルや健康状態、家族構成は変化します。それにともなって、部屋数や家の必要な機能も変わっていきます。長期的な視野に立って将来起こる変化を予測し、その準備をプランの段階からしておけば、より長く快適に住み続けることができるでしょう。
特に、周辺環境は重要な問題です。
人生の中で住宅へのニーズは、「売る」「買う」「貸す」と3回変わるといわれています。
実際、住宅を購入したものの、子どもの独立や退職でライフスタイルが変わり、住み替えを考える方は年々増えています。
便利な場所には資産価値があります。将来家を売るとなっても、それほど価値は下がりません。賃貸で貸すとなっても、高く貸すことができるのです。
今だけの便利さや快適さだけでなく将来の変化にも対応でき、居心地のよさを維持できる家を選ぶことが、家族みんなが長く幸せに住み続けることができる秘訣だといえるのではないでしょうか。
土地のこと、住まいのこと、周辺環境やお金のこと、ぜひサンオーホームに相談に来てみてください。

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