住まいのコラム
COLUMN

みなさんの家には「押入れ」はありますか?

押入れと言えば、布団を収納するのが一般的ですが、最近ではベッドが普及して布団以外の様々なモノを収納するケースが増えています。広いスペースで大容量の押入れは、たくさん収納できる反面、どうやって使えばいいのか迷う事もありますよね。そこで今回は、押入れがスッキリ片づくコツをお伝えします。


1. 押入れの特徴

かつては和室に布団を敷いて寝るスタイルが主流で、どこの家にも押入れが備わっていました。生活スタイルが多様化している今、押入れの収納事情も変化しているようです。

1-1. そもそも布団を収納するためのスペース

押入れは、布団を収納するために奥行きと高さがあり広いスペースなのが特徴です。建物によって違いはありますが奥行きは80㎝ほど、高さは上段で100㎝、下段は70㎝ほどあります。このように広さがあるため、奥のモノが取り出しにくい、高さを十分に活用できないなどの悩みもあります。

1-2. 多様化する押入れの使い方

ベッドの普及で、押入れは布団収納からオールマイティな収納へと変わってきています。衣類のクローゼットとして、こどものおもちゃ収納としてなど、広いからこそ収納の幅が広まります。しかし、広すぎて何となくモノを詰め込んでしまう、どこに何をしまったのか忘れてしまうなど、モノの所在がわからなくなるのが大きな悩みではないでしょうか?では、その広さを生かしてスッキリ片づける5つのテクニックをご紹介します。

2. 押入れを片づける5つのテクニック

押入れを片づけたいと思ったら、まずは計画を立てることから始めてみましょう。布団の数、収納したいモノ、使う頻度を明確にしてから片づけに着手します。

2-1. 押入れマッピングを作る

押入れのどこに何を収納するのか、エリアを決めて全体のマップ(地図)を作ってみましょう。

押入れは大まかに5つのエリアに分かれます。

①上段②下段③右④左⑤天袋です。
①上段は取り出しやすい位置なので一番よく使うモノを収納します。日常的に使う布団や衣料品、日用品などのストックなどが適しています。
②下段は腰をかがめて出し入れをするので、重たいものやたまに使うモノを収納するのがオススメです。季節の家電や、大型の雛人形、五月人形など、下段の方が出し入れに負荷がかかりません。
③右④左については、片面で一度に用が済むように集約するのがコツ。例えば布団であれば、上段の左右を使うよりも、左右どちらか片面を上下段フル活用した方が、布団の上げ下ろしが一度に済みます。
また、左右のどちらかをクローゼット代わりにするなど、用途で分けてもOKです。

2-2. 手前と奥の使い分け

押入れの奥行きは約80cmとかなり奥深いので、使用頻度に応じて手前と奥を使い分けることがポイントです。
奥に出し入れの少ないモノを、手前によく使うモノを収納すると効率的です。
奥にモノを収納する際は、クリスマスツリーやストーブ、出番の少ない家電など大型のモノはそのまま配置しますが、本やCD,アルバムなど細かいモノはカラーボックスなどを活用して、空間を無駄なく使うと良いです。
手前にはアイロンやミシン、裁縫道具、工具や消耗品ストックなど、使用頻度が高めのモノを収納するのがオススメです。

2-3. 高さをフルに活用

2、3個モノを置いたら上の空間が空いてしまったという事はありませんか?空間を区切る、縦に収納する、吊り下げるなど、高さを上手に生かして収納力をアップさせましょう。空間を区切る方法には、押入れ用の整理棚や整理ラックを使う、引出式の衣装ケースを積み重ねるなどがあります。縦に収納する方法では、布団を圧縮して立てる、壁側にアイロン台やヨガマットなど細長いものを立てかけるなど形を意識してみてください。吊り下げる方法は、突っ張り棒やハンガーラックを使って衣類やバッグを吊り下げる、壁にワイヤーネットを取り付けてアクセサリーを吊り下げるなどがあります。

2-4. 奥までスムーズに取り出せる収納用品を使う

上のモノや手前のモノをよけてから~というのはどうにも面倒くさいという方には、奥まで一気に引き出せる収納用品がおススメです。薄手の毛布やタオルケットなどは、たたんで積み重ねるよりも引出式の衣装ケースの中に立てて収納すると、ラクに引き出せて中身全体がしっかり確認できます。また、下段にはキャスター付きの収納用品を使う事で、重いモノでもラクラク引き出すことが出来ます。写真やアルバムは天袋に収納するよりも、下段に収納して出し入れしやすくすることで、大切な思い出がいつでも振り返れるようになります。

2-5. 天袋をデッドスペースにしないための工夫

天袋は踏み台を使わなければ手が届かないため、使わないモノを押し込めがちです。高い位置でも無理なく取り出せて、中身がパッと見て確認できるようにしましょう。取り出しやすくするために、取手や持ち手のついた収納用品を選びます。

素材はプラスチックよりも不織布やポリエステルなどが軽くておススメです。
使用頻度の低いバッグや季節の衣類、サイズアウトした子供服など、いざ使いたいときにサッと取り出せると嬉しいです。なお、ホコリが入らないようにフタが付いた収納用品を選ぶと良いでしょう。さらに、マスキングテープやタグなど中身を書いたラベルを付けることで、高い場所でも存在を忘れることはありません。

3. 押入れを快適に保つためのプチアドバイス

ここまでは、押入れを片づける5つのテクニックをお伝えしてきました。では、片づいた状態を快適に保つためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?

3-1. モノを詰めすぎない

生活をしているとモノは自然と増えていくものです。そして、増えたモノが集まりやすいのが、大容量の押入れです。戸を閉めてしまえば表からは見えないため使い勝手は悪くなるばかり、これでは本末転倒です。そのためにも、日頃から、「ひとつモノが増えたらひとつモノを減らす」ことや、「買う前に必要かどうかを見極める」ことを、ぜひ意識してみてください。

3-2. 湿気がこもらない対策を

押入れは湿気がこもりやすい場所です。カビが生えてしまわないように、下段にスノコを敷く、時々戸を外して扇風機やサーキュレーターで風を通すなど、換気をするようにしましょう。特に梅雨の時期にはこまめにお手入れをしてみてください。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか?収納が難しいイメージの押入れですが、奥行きや高さを活用することで収納の可能性が広がります。紹介したテクニックを用いて、ぜひご自身の整理収納に役立ててみてください。

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