住まいのコラム

初心者でもできる!簡単お洒落なインテリアのDIY

2020.1.20

寒い冬こそ室内で楽しめるDIYをしてみませんか?

最近は100円ショップでもDIYの材料が手に入りますし、ペンキは臭いが少なく天然由来の原料を使ったものが販売されています。

今回は、初心者でも簡単でお洒落なインテリアとして活用できるDIYをご紹介します。

 

室内でも使えるおススメのペンキ

ペンキというとシンナーのような臭いがきつく、屋外で塗るものというイメージがあるかもしれませんが、最近では臭いが少なく室内でも安全に使えるペンキが広く使われるようになっています。

そもそもペンキには「油性塗料」と「水性塗料」があります。

臭いがきついペンキは「油性塗料」で、耐久性に優れているので主に外壁などに用いられますが、室内で使用するのは「水性塗料」が一般的です。

「水性塗料」は臭いや刺激が少なく、手についてもすぐに水で洗い流せば汚れが落ちるので室内でのDIYに向いています。

100円ショップやホームセンターなど身近なところで手に入るのも嬉しいところです。

こちらは100円ショップセリアの水性塗料です。

マットな質感と淡くて優しい色合いがインテリアに馴染んでオススメです。

(内容量80ml、塗り面積0.8㎡)

こちらはミルクペイントという水性塗料で、ミルク原料を使用した天然由来のペイントです。

色は全部で16色、ややくすみがかったアメリカントラッドの色調が人気です。

伸びが良いので初心者にも扱いやすいです。

(内容量200ml、塗り面積5~7㎡)

いずれも乾燥時間は30分から60分ほどです。

使ってみたいペンキが見つかったら、ペンキを塗る道具も合わせて用意しましょう。

塗るための道具は一般的には刷毛を使います。

刷毛にも水性用と油性用がありますので、水性用または多用途用を選ぶと良いでしょう。

こちらも100円ショップやホームセンターで販売されています。

 

コルクボードを使ったカレンダースタンド

DIY初心者には、100円ショップのアイテムをアレンジする簡単DIYがおススメ。

コルクボードを2枚合わせたカレンダースタンドを作ってみましょう。

<材料>

コルクボード2枚

蝶番22㎜ 2個

ペンキ(水性塗料) マイルドグレー

リメイクシート木目柄(オールドウッド)

卓上カレンダー

刷毛

アンティークピン

麻ひも

(ここまでの材料はすべて100円ショップセリア)

塗料を入れるヨーグルトなどの空き容器

①コルクボードの縁にペンキを塗ります。(表裏両方とも)

ペンキを良く振って容器に適量を注ぎ、刷毛で少しずつ塗っていきます。

縁は幅が狭いので、小さい刷毛を使います。

まず表面を塗って、乾いてから裏面を塗ります。

(ペンキを塗る際は使い切りタイプのポリエチレン手袋をはめると手が汚れません)

②コルクボードにリメイクシートを貼ります。

コルクボードのコルク部分の寸法を測り、リメイクシートを寸法通りにカットして貼り付けます。

(リメイクシート裏面にはメモリが付いています)

③コルクボード2枚を蝶番で固定します。

コルクボードのコルク面を上にして並べ、蝶番を端から2~3㎝のところでネジ留めします。

ネジを打つ場所に桐で穴をあけてからネジ留めすると留めやすいです。

画像では電動ドライバーを使っていますが、一般的なドライバーでも大丈夫です。

 

④カレンダーを貼ります。

カレンダーに麻ひもを縛り付けてアンティークピンで吊り下げます。

片面にメモ紙や写真を貼ったり、お好みでフェイクグリーンを垂らしても素敵です。

優しいペンキの色味と木目がインテリアに映えます。

ペンキの色やリメイクシートの柄を変えるとまた雰囲気が違ってきます。

黒いペンキにレンガ柄のリメイクシートを貼れば男前に、また、白いペンキに花柄やストライプ柄を貼ればナチュラルな優しい印象になります。

 

木箱を組み合わせたリモコン収納ボックス

こちらもすべて100円ショップの材料で作れるDIYです。

木箱がフタになっているので、リモコンの生活感を消してくれます。

<材料>

リモコンが入るサイズの木箱 2個

水性ニス メープル

蝶番22mm 2個

アーチ型留め具 

取っ手

(材料はすべて100円ショップセリア)

①木箱に水性ニスを塗ります。

水性ニスはペンキよりもツヤがあり木目を生かした仕上がりになるのが特徴です。

②木箱に丁番を取り付けます。

並べた木箱に蝶番を端から2~3㎝のところでネジ留めします。

ネジを打つ場所に桐で穴をあけてからネジ留めすると留めやすいです。

②アーチ型留め具を取り付けます。

木箱を閉じた状態でアーチ型留め具を中心に合わせ、ネジで留めます。

③木箱の上の面に取っ手を付ければ完成です。

取っ手を付ける際、ネジが板を突き抜け飛びだす場合は、裏面に小さな木の板をあらかじめ木工用ボンドで留めてからネジ留めすると良いです。

持ち運びできるので、小さい子どものいたずら防止に一役買ってくれそうです。

ワンバイフォー材と100均の材料で作るブックスタンド

こちらは雑誌や本をディスプレイできるブックスタンドです。

奥行10㎝ほどと省スペースなので飾る場所を選びません。

材料は※1ワンバイフォー材以外は100円ショップで調達できます。

ワンバイフォー材とは、規格の統一された木材で幅89mm×厚み19mm、長さは約900mm、1800mm、2400mm、3600mmの展開が一般的です。リーズナブルで加工しやすくDIYでよく使われています。)

<材料>

OSBボードA4 21㎝×29.7㎝ 

インテリアアイアンバー25.5㎝

ペンキ(水性塗料) スモーキーブルー

刷毛

木工用ボンド

(ここまでの材料は100円ショップセリア)

ワンバイフォー材(29.7㎝にカット)

細めのネジ2~3本

(ワンバイフォー材とネジはホームセンター)

(※2OSBボードOSB合板)とは、木片をプレスして接着剤で固めた板。主に住宅の下地材として使われている)

①ワンバイフォー材にペンキを塗ります。

ワンバイフォー材はあらかじめホームセンターでカットしてもらうか(有料)、のこぎりでカットします。

ペンキを良く振って容器に適量を注ぎ、刷毛で少しずつ塗っていきます。

まず表面を塗って、乾いてから裏面を塗ります。

(ペンキを塗る際は使い切りタイプのポリエチレン手袋をはめると手が汚れません)

②ワンバイフォー材とOSBボードを木工用ボンドで接着します。

ワンバイフォー材の長辺側面に木工用ボンドを塗り、ワンバイフォー材とOSBボードがL字になるように接着します。

1時間ほどでおおよそ接着できますが、完全に乾くまで12時間ほど固定しておきます。

③木工用ボンドがある程度乾いたら、背面をネジで2,3カ所留めます。

OSBボードの真ん中あたりにアイアンバーをネジ留めすれば完成です。

雑誌や本だけではなく、タブレット端末の収納としても活用できそうです。

 

まとめ

いかがでしたか?

DIYは本格的な道具がなくても、100円ショップのアイテムで気軽に楽しむことができます。

室内にこもりがちな冬、ぜひインテリアを楽しむDIYに挑戦してみてください。

このトピックスを書いた人

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