住まいのコラム

「地震の被害から家を守りたい!気になる耐震住宅とは?」

2019.7.26

日本は世界でも有数の地震大国といわれており、いつその被害に直面してもおかしくはありません。

特に20189月に発生した北海道胆振東部地震は、まだ記憶にも新しいのではないでしょうか。

今回は、いざという時に備えるための「地震に強い家」についてご説明します。

 

 

地震による住宅の被害とは?

北海道胆振東部地震の際には、札幌の一部地域で地震による住宅被害が見られました。

しかし、その種類や度合いは地域によってもさまざまです。

一般的に、地震による住宅被害には次のようなものがあります。

<建物>

・倒壊や傾き

・外壁や内壁、基礎などにできる亀裂やひび割れ

・壁紙のよじれ

・ボイラーや温水器が動いたことによる床や壁の損傷

<地盤>

・地盤沈下や地滑り、土砂崩れ、液状化現象

・地中に埋設された配管の損傷

<その他>

・門や塀の損壊、ひび割れや亀裂

・物置、車庫などの損壊

北海道胆振東部地震の際、札幌では直接的な揺れによる建物の倒壊はなかったものの、地盤への影響はニュースでも大きく取り上げられました。

中には34cmほど地盤が下がってしまった地域もあります。

地震による住宅被害は建物だけでなく、地盤にも影響を及ぼすといえます。

 

 

「地震に強い家」とはどんなもの?

それでは、「地震に強い家」とは一体どのようなものでしょうか?

 

 

住宅には「耐震基準」と「耐震等級」が存在する

住宅を建築する際には、守らねばならない最も重要な決まりとして「建築基準法」があります。

建築基準法は1950年に初めて施行され、日本で大きな震災があるたびに改正されてきました。

その中で、一定の耐震性能を守るために定められているものが「耐震基準」です。

建物の規模や間取り、工法などが異なる場合でも、全ての建物が一定の耐震性能を保つよう法律で定められています。

耐震基準は1981年に改正され、「震度5程度の地震に耐えうる」から「震度5程度の地震では構造躯体に損傷を生じず、震度6強から震度7程度の地震では倒壊しない」という「新耐震基準」に生まれ変わりました。

さらに、2000年には基礎の仕様や耐力壁のバランス配置などのルールに加え、地盤調査や特定箇所の補強金物の使用などが義務付けられるようになりました。

また、耐震性能の高さは「耐震等級」によってランクが3段階に分かれています。

・耐震等級1は建築基準法で定められている耐震基準を満たしていること

・耐震等級2は耐震等級11.25倍であること

・耐震等級31.5倍の耐震強度があること

を示しています。

なお、長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅とされる「長期優良住宅」の基準は、耐震等級2以上と定められています。

これらは、「地震に強い家」を考える上で一つの目安になります。

 

 

「地震に強い家」には種類がある?

一口に「地震に強い家」といっても、その強さにはさまざまな種類があります。

・耐震住宅

 建物の壁を厚くしたり、柱を補強することで地震の揺れでも壊れずに耐える構造

・免震住宅

 建物と地面の間の特殊な免震装置によって振れを吸収し、建物に伝えない構造

 

・制震住宅

 建物内部に制震部材を組み込むことで地震の揺れを吸収し、制御する構造

ほかにも地震に強い構造をもつ住宅はありますが、大きく分けてこの3種類が最もよく知られています。

但し、それぞれ地震に対する強みもかかる費用も異なります。

 

 

サンオーホームが考える「地震に強い家」とは?

地震の揺れに対する強度を示す「耐震等級」や「耐震・免震・制震」の建物構造は、

地震から家を守る上で大切です。

しかし、それだけでは「地震に強い家」とは限りません。

 

 

地盤・基礎・構造のバランス

住宅の耐震性を高めるためには、地盤・基礎・構造のバランスが最も重要です。

地震に対する建物の強度に注目が集まりがちですが、いくら建物だけを頑丈にしたとしても地盤が弱ければ被害を受ける可能性は高くなります。

しっかりと地盤調査を行った上で、適切な地盤補強や基礎工事を行うことが大事です。

 

 

サンオーホームがつくる耐震住宅

サンオーホームでは、地震の揺れに強い基本構造や耐震性能をもつ家づくりを行っています。

<軸と面で支えるハイブリッド工法>

 柱と梁と筋交いで成る「在来軸組工法」の筋交いを取り払い、耐力面材によって壁や床をつく

 る箱型構造の「2×4工法」を組み合わせた「ハイブリッド工法」を採用。

 間取りや開口部など設計の自由度が高く、将来的に増改築をする際に柔軟な対応ができるとい

 う「在来軸組工法」と、地震の揺れなど水平方向の力に強く、変形しにくい「2×4工法」を取

 り入れて剛性を保つ、まさにいいとこ取りの工法。

 

<ネタレス床工法(剛床工法)>

 従来の床組をなくし、厚さ28mmの合板を直接貼りつけるネタレス床工法を標準採用。

 水平方向の力に対して剛性を保ち、ねじれなどの変形が起こりにくい構造。

 

<集成材>

 無垢材に比べて反りやねじれ、施工後の木痩せなども少なく、強度のある集成材を標準採用。

 大きな節や腐れを取り除いて品質管理されているため、構造体の強度のばらつきがでにくいの

 が特徴。

以上が標準仕様となりますが、ほかにもご要望に合わせたご提案が可能です。

 

 

「地震に強い家づくり」のための大事なポイント

次に、「地震に強い家づくり」における大事なポイントをお伝えします。

 

 

土地選びの重要性

注文住宅を建てる上で、やはり大切なのは土地選びです。

土地によっては、地盤改良や基礎強化、杭工事などの対策が必要となります。

さらに、その土地がどのような地形かを知ることも大事です。

土を盛っていたり削って平らにしている造成地の場合は、地盤が弱い可能性があるため、もともとの地形を知ることが大事です。

国土交通省や各自治体でも、地震や洪水、津波、土砂災害など災害リスクを示したハザードマップを公開していますので、土地選びの参考にするのもおすすめです。

 

また、サンオーホームでは1964年の創業以来、札幌市西区を中心に家づくりを進めています。

西区は地盤が強い土地が多いのですが、中には沢や河川を埋め立てた土地もあるため、地盤調査はもちろん、もともとの地形を調べてご提案しています。

地形や気候、気温など地域の特徴をよく把握した地域密着主義がサンオーホームのモットーです。

もし、土地選びに不安を感じる場合はお任せください。

 

 

家族と優先順位を話し合う

備えあれば憂いなしですが、地震対策のためにあれもこれもとなると、どうしても費用がかさんでしまうものです。

地震の揺れには強くても、家族にとって住みにくい家では意味がありません。

例えば、2階建てより平屋の方が構造がシンプルで重量が軽いため地震に強いといわれていますが、土地の大きさや家族の希望に合わなければどうしようもないでしょう。

地震による被害を最小限に抑えることは大事ですが、マイホームに望む優先順位を家族でよく話し合うことも重要です。

また、間取りや開口部の取り方、壁の配置のバランスなどの構造によっても「地震に強い家」をつくることは可能ですので、ぜひご要望をお聞かせください。

 

 

まとめ

今回は、地震に強い家づくりのポイントについてご説明させていただきました。

住まいは「家族の幸せを育む大切な場所」です。

いつ起こるかわからない地震に備え、永く安心して暮らせる理想の住まいを実現するためのご参考になれば幸いです。

このトピックスを書いた人

sanoh_admin

サンオーホーム スタッフsanohhome admin

サンオーホームの管理人です。