2026.10.08

金利が上がっている今、家づくりは待った方がいい?住宅ローンとこれからの住宅価格を考える ③

北海道だからこそ、住んでからかかるお金も考えたい

 

北海道での家づくりでは、もうひとつ大切な視点があります。

それが、住み始めてからの光熱費です。

住宅価格を抑えるために断熱性能や住宅設備を必要以上に削ってしまえば

冬の暖房費など毎月の生活費が増える可能性があります。

例えば住宅価格が100万円安くなったとしても、その後何十年も光熱費が

高くなるのであれば、本当に「安い家」だったと言えるでしょうか。

家づくりでは、

建てるときの価格+住んでからかかるお金

まで一緒に考えることが大切です。

北海道で長く暮らす家だからこそ、「購入価格」だけではなく「暮らしの総額」

という視点を持ってみてください。

 

「借りられる金額」ではなく「無理なく返せる金額」を考えよう

 

住宅ローンを検討すると、

「〇〇万円まで借りられます」

と言われることがあります。

しかし、

借りられる金額=無理なく返せる金額

ではありません。

ご家庭によって、お金の使い方やこれからのライフプランは違います。

お子さまの教育にしっかりお金をかけたいご家庭。

旅行や趣味も楽しみたいご家庭。

車が2台必要なご家庭。

老後資金を早めに準備しておきたいご家庭。

同じ年収だったとしても、無理なく住宅ローンに使える金額は違います。

だからこそ、

「いくらの家を買えるのか」

だけではなく、

「どのくらいの住宅費なら、家を建てたあとも今まで通りの暮らしを楽しめるのか」

から考えてみることをおすすめします。

変動金利を検討するのであれば、現在の金利だけではなく

仮に金利が0.5%、1.0%上がった場合でも返済を続けられるか

一度シミュレーションしておくと安心です。

 

では、今建てる?それとも待つ?

 

 

ここまでお話ししてきましたが、

「今建てるのが正解」

「3年待つのが正解」

というひとつの答えがあるわけではありません。

家づくりのタイミングは、ご家族それぞれです。

例えば、

  • 子どもの入園・入学までに住まいを整えたい
  • 家族が増えて今の住まいが手狭になってきた
  • 希望していた地域で土地が見つかった
  • 仕事や収入が安定してきた
  • 将来の資金計画が見えてきた

という方にとっては、家づくりを具体的に考えるタイミングかもしれません。

一方で、

  • 転職したばかりで収入が安定していない
  • 大きな支出を控えている
  • 自己資金をもう少し準備したい
  • 家族の将来像がまだ決まっていない

のであれば、急がず準備をすることも大切です。

ただ、

「なんとなく金利が下がりそうだから待つ」
「そのうち住宅価格も安くなるだろうから待つ」

という理由だけで数年先送りするのであれば、一度立ち止まって考えてみても

いいかもしれません。

金利も住宅価格も、数年後に今より安くなっている保証はありません。

そして、その間にも家賃や生活費はかかり続けます。

大切なのは未来の底値を当てることではなく、ご家族にとって

「今なら無理なく家づくりができるか」を確認すること。

その答えが「できる」であれば、考え始めた今こそ、意外と良いタイミング

なのかもしれません。

 

まとめ:もっと安くなるまで待つ」より、自分たちにとっての買い時を考えよう

 

住宅ローンを取り巻く環境は変わり始めています。

銀行でも変動金利型住宅ローンの基準金利が引き上げられ、金融政策についても今後の経済・物価情勢によってさらなる金利上昇の可能性があります。

そして、家づくりに影響するのは金利だけではありません。

資材価格、人件費、土地、住宅設備、光熱費。

さまざまな費用があります。

だからこそ、

「今は金利が上がっているから待とう」

だけで判断する必要はありません。

むしろ、この先も金利や物価が上昇する可能性があることを考えると
現在の価格と金利が分かっている今のうちに家づくりを検討することが
結果として総支出を抑えることにつながる可能性もあります。

ただし、一番大切なのは「今がお買い得だから建てる」ということでもありません。

 

サンオーホームが大切にしているのは、家族一人ひとりが、自分らしく暮らせる家。

どんな家がいいかは人それぞれであり

それぞれの家族に「ちょうどいいカタチ」があります。

住宅ローンについても同じです。

金利だけを見るのではなく、

今の家賃、これからの住宅費、教育費、車、趣味、老後の暮らしまで含めて

「わが家にとって無理のないタイミングはいつなのか」を考えてみる。

家づくりを考え始めた今だからこそ、一度ご家族のこれからのお金と暮らしについて

整理してみてはいかがでしょうか。

10年後、20年後にも、

「あのとき家づくりを考えてよかった」

と思える住まいを、一緒に考えていきましょう。