住まいのコラム

太陽の光が差し込む「日当たりがよい家」のつくりかた

2022.1.24

マイホームに求める条件は、それぞれご家庭によって異なります。

しかし、その優先順位の中でも「できることなら日当たりがよい家に住みたい!」と考える方は多いのではないでしょうか。

特に子育て中のママなら日当たりは気になるところですよね。

今回は、サンオーホームが考える「太陽が差し込む明るい家のつくりかた」をご紹介します!

 

「日当たり」は何によって決まる?

「理想のマイホーム」と聞いて、皆さんはどのような家を思い浮かべますか?

ご家族の希望によって思い描く家はそれぞれだと思いますが、太陽の光が降り注ぐ明るい家を想像する方がほとんどかもしれません。

日当たりのよさは、基本的に「土地の向き」で決まります。

土地の向きとは、「敷地のどの方角に道路が面しているか」を指しています。

例えば、南側に道路がある場合は「南向きの土地」になります。

 

東西南北どの方角がよい?土地の向きによるメリットとデメリット

土地の向きについては、一般的に「南向きは日当たりがよい」とされ、東西南北のうち最も人気があります。

しかし、南向きの土地が誰にとっても最適かというと実はそうでもありません。

どの方角にもそれぞれメリットやデメリットがあります。

ここでは、方角別にそれぞれの特徴をご説明します。

 

南向きは、主婦や小さな子ども、高齢者など「日中に家で過ごす時間が多い方」におすすめです。

 

<メリット>

・季節や時間を問わず明るい

・冬でも日差しによって暖かい

 

<デメリット>

・他の方角に比べて土地が高価

・夏は気温が上がりがち

・フローリングやカーペットなど部屋が日焼けしやすい

・リビングが道路に面する場合はプライバシーに注意

 

東向きは、朝から家族全員で朝食をとるなど「朝型生活を送る方」におすすめです。

<メリット>

・他の方角に比べて朝から明るい

・冬には朝から暖かい

・午前中から洗濯や掃除など家事が効率よく進みやすい

南向きに比べて土地が安価

<デメリット>

・夕方は早くから暗く寒くなりやすい

・夜勤など夜型生活を送る方の寝室には向かない

 

西

西向きは、夜勤があるなど「夜型生活を送る方」におすすめです。

また、夕日が好きな方や寒がりの方にも人気の方角です。

<メリット>

・一年を通じて安定して明るい

・冬は夕方まで明るく暖かい

・南向きや東向きに比べて土地が安価

<デメリット>

・朝が暗く、寒くなりがち

・夏は夕方まで気温が高いことも

・西日が眩しい

 

北向きは、それぞれお仕事や学校など「日中は外出していることが多い方」におすすめです。

終日明るさが一定なので、書斎や水回りなどで作業することが多い方にも人気の方角です。

 

<メリット>

・一日を通して安定した明るさを保つ

・夏は涼しい

・日焼けによる部屋の劣化が少ない

・他の方角に比べて土地が安価

 

<デメリット>

・冬は気温が上がりにくい

・日中から照明が必要なことも

このように、方角についてはご家族のライフスタイルや環境によって好みが分かれるかもしれません。

また、土地の向きを考える際には「リビングをどの方角にするか」を検討することが多いですが、それぞれの方角のメリットやデメリットはダイニングや寝室などにも共通します。

間取りを考える際の参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

ここがポイント!太陽の光が差し込む明るい家をつくる3つの方法

土地の向きによって土地自体の日当たりは変わりますが、実は「家の明るさ」はそれだけでは決まりません。

例え南向きの土地ではなくても、「太陽の光が差し込む明るい家」をつくることは可能です。

ここでは、サンオーホームで実際に取り入れている方法をご紹介します。

 

地形に合わせた家の配置を考慮する

実は、「日当たりがよい家」をつくる上で「土地の向き」以外に大事な要素がもう一つあります。

それは、「地形(じがた)」です。

地形は、傾斜や起伏などを含む 「土地のかたち」のことをいいます。

家を建てる際は、特に「土地をどう使うのか」が最も重要です。

「土地のどこに家や駐車場を配置するか」によって、日の当たり具合は全く異なります。

地形に合わせた土地の使い方を考慮することで、「太陽の光が差し込む明るい家」をつくることができるのです。

 

太陽の光を取り入れる採光を工夫する

土地の向きに関わらず、採光を工夫することで家の中を明るくすることができます。

例えば、リビングなど明るくしたい部分に吹き抜けをつくると印象がかなり変わります。

また、天井に近い場所に高窓をつくることで太陽の光が差し込み、室内が優しい光に包まれます。

特に日当たりが望めない土地では、採光を工夫することが明るい家をつくるコツです。

 

日中の明るさを確保できる間取りを考える

採光だけでなく、間取りによって日当たりを最大限に活かすことができます。

例えば、「2階にリビングをつくる」という方法があります。

2階は日中に太陽の光が差し込む時間が長いことに加え、大きな窓を設けてもプライバシーに配慮できることや狭小地でも日当たりを確保できるというのが特長です。

ただし、そのご家庭で希望や好みが分かれるため、検討する際にはご家族でよく話し合うとよいでしょう。

また、北向きの土地は北側に道路が面しているため、南側にリビングを設けることでプライバシーを守りつつ、大きく開放的な窓を取り入れることが可能です。

そのほかにも、バルコニーやデッキを南側に設けることで日当たりをさらに確保しやすくなります。

このように、土地の向きに限らずさまざまな工夫をすることによって、「太陽の光が差し込む明るい家」をつくることはできるのです。

 

意外と知らない!「日当たりがよい家」には総合的な判断が必要

これまでにお伝えした通り、

・どのように日が当たるかという土地の向き

・地形に合わせてどのように土地を使うか

・建物の採光や間取りの工夫

「日当たりがよい家」をつくるためには、これらが重要です。

しかし、いくら南向きで整った土地だったとしても、周囲に高い建物があったり、時間帯や季節によっても日差しの角度や日の当たり具合が変わることがあります。

また、特に土地を探している場合は、タイミングを逃すと希望の土地が買えなくなることも考えられるため、素早く判断することが必要です。

しかし、「その土地が自分たちの条件に合うか」をすぐに判断するのは大変ですよね。

ましてや、100%理想を叶える土地を探すことは難しいと思います。

「予算や希望の優先順位を照らし合わせるのは大変」と感じることもあるかもしれません。

そんな時は、ぜひ一度サンオーホームにご相談ください。

サンオーホームでは土地探しはもちろん、土地の向きや地形に合わせた建物や駐車場の配置まで

総合的に判断し、ご提案いたします。

例えば、「朝食が家族みんなが集まるタイミング」というご家庭であれば、明るい中で食事ができるようダイニングを東側につくったり、南向きの土地で「カーポートを設置したい!」という希望があれば、南側のリビングではカーポートが影になって暗くなってしまうため、間取りを工夫するなど、ご家族のライフスタイルや希望をしっかりとヒアリングし、地形に合わせたご提案を心がけています。

また、希望に応じて「どれくらい太陽光が入る家になるか」のシュミレーションを行うことも可能です。

少しでも皆さんの夢を叶える家づくりのお手伝いができれば幸いです。

 

まとめ

今回は、「太陽の光が差し込む明るい家のつくり方」をご紹介しました。

土地の向きや地形を活かし、ご家族のライフスタイルに合わせた家づくりをサンオーホームで始めてみてはいかがですか?

もし、気になることやご不明なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

このトピックスを書いた人

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サンオーホーム スタッフsanohhome admin

サンオーホームの管理人です。